2021年06月08日

S60年卒、大庭欣二さん、【認知症の人の”働くかたち”】

S60年卒、大庭欣二さん、【認知症の人の”働くかたち”】

S60年卒、大庭欣二さん、【認知症の人の”働くかたち”】

https://www.facebook.com/ohba.kinji/posts/4070197703072299

以下、facebook の投稿からです。

【認知症の人の”働くかたち”】
大庭は現在月に1度、アイランドシティの本屋さんの店員をしております。73歳の認知症当事者のノブ子さんとともに。
昨日、福岡市の高島市長による記者会見があり、「認知症の方の働く!」にフォーカスしたプロジェクト「福岡オレンジパートナーズ」と「オレンジ人材バンク」が発表されました。
「認知症だからできない」ではなく、「認知症の方でも出来る」「認知症の方だからこそ出来る」を視点とした考えに基づいています。
私自身も2018年に小国士朗さんの福岡での講演を聞いて、2019年2月にふくやさんの全面的協力のもとに「注文をまちがえるめんたい屋さん」を一日限りの開店。そのときの当事者の活き活きとした働きぶりと役割を担う尊さ、対価としての報酬を得た時の幸福感を間近で感じました。
同様の想いを抱いてくれた福岡市の職員さんと対話を重ね、試行錯誤しつつ、さまざまなプロジェクトと融合を重ね、昨日の発表に至りました。
感無量です。
昨日の会見後のパネルディスカッションには、当事者のノブ子さんとともに登壇させていただき、堀田聰子さんの丁寧なコーディネートの下、働くことの尊さをしっかりとお伝えさせていただきました。
認知症のすべての方が働けるとは限りません。
ただ、周りの方が「認知症」というだけで可能性を否定するのではなく、どうすれば役割を担うことができるかを考えることも大切だと感じます。
ともに考え、相互に受容する社会。
年を重ねても、安心して暮らせるまちへ。
私もノブ子さんと一緒に8か月間働かせていただき、自分自身が勝手に描いていた「枠組み」を崩す大切さと、「誰のための時間」なのかを意識し、行動を行ってきました。
自分自身も成長をさせてもらっています。
昨日は多くのマスコミの方が取材に見えられ、夕方のニュースでも報じていただきました。下にリンクを貼りましたので、見逃した方は是非ともご覧ください。
当事者の方、関わられる方、受け入れてくださる企業さん、一緒にこの事業を育てていきましょう。
そして、ずっと安心して暮らせる場所を創りましょう。
参考リンク
福岡市 https://dayori.city.fukuoka.lg.jp/172948/
KBC https://kbc.co.jp/news/article.php?id=7190716&ymd=2021-06-07
RKB https://rkb.jp/news/002715.html
FBS http://www.fbs.co.jp/news/news961jjjl5r6tibpi2n1.html
TVQ https://www.tvq.co.jp/news/news.html?did=2021060700000005



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Posted by 飯野健二 at 16:52│Comments(0)大庭欣二(S60年卒)
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